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麻雀ブログに復活。ブログ名も最初のものに。酒レビューもあります。
赤霧島と吉助<赤>
2012年06月17日 (日) | 編集 |
赤霧島と吉助<赤>。同じ酒造会社から出している、「ムラサキマサリ」という芋を使った芋焼酎である。

「赤霧島」のほうはプレミア値が付くこともある人気商品、吉助<赤>は、イトーヨーカドーで定価で売っていたりする。

しかし、元値は吉助<赤>のほうが高く、かつ「全量芋焼酎」である。赤霧島は米麹を使っている。米麹を使っているのが悪いわけでは全くないが、芋麹で作るほうが難しく、吉助<赤>のほうがどう考えても上位品と考えられる。

吉助<赤>は池袋のビックカメラの酒販の店で買ったが、「赤霧島の代わりに」なんてとんでもない言葉で売られていた。しかも、「中身は赤霧島とほぼ一緒」と書いてあった。本当にこの店の店員は両方を飲み比べたのか?はなはだ疑問である。

赤霧島と吉助<赤>
H24 6.17 赤霧島と吉助<赤>

吉助<赤>のほうも「Gテイスト」なる横文字を使うのはどうかと思うところもあるが、この2つの焼酎、じっくりと飲み比べなければなるまい。

赤霧島に関しては以前ブログでも取り上げた。深い甘みを感じ、焼酎の中ではワインを想わせるような風味を持つ所はさすがと言える。「みやびに するっと」というキャッチコピーも的を射ている。芋の味はしっかり出ているが飲みやすい。

ただ、個人的な感覚から言えば、甘みは十分に感じるものの、その芋の風味は「生っぽい」感じがしてしまうのも事実であった。他の芋焼酎は「しっかりと蒸かした」芋の味わいならば、ちょっと生の部分が残ったようなところがあるように思えた。もちろん、これは個人的な感覚なので、人により捉え方は様々だと思う。

それに対して吉助<赤>。同じ「ムラサキマサリ」使用ということで、飲む直前までの香りはかなり近いものがある。これは味も近いか…と思いきや、全く異なる風味である。

何よりも、赤霧島で感じた生っぽさが全くない。芋の味は濃く、本来は甘い風味なのだろうが、濃くずっしりと感じられるために「辛口」であると感じた。

芋焼酎の「辛口」とは、私としては「味が濃いが臭さが無く、キリッとした切れ味の良い優れた味わい」の時に表現するものである。

値段の差は確かに表れていた。吉助<赤>は「辛口」かつ深い味わいで、それと比べると赤霧島のほうは「甘いが薄く生っぽい」という印象は否めない(それでも十分に美味いことは変わらないが)。

自分としては確実に吉助<赤>に軍配が上がる。なぜ、赤霧島のほうばかりにに人気が出て品薄になってしまうのか、不思議でならない。吉助<赤>の代わりが赤霧島とでも言えるものなのに、その逆になっているのは、やはり一度人気が付くと「名前で買う」ことが行われてしまうのだな、と(と言いつつ3月に何本も赤霧島買った自分が何を言っているという感じであるが)。

以上、日曜の昼から焼酎飲みまくっての酔拳ブログでした。

(注)時々書きますが、酒はすべて「ストレート」で飲んでの判断です。焼酎水割りなどは薄すぎに感じてしまう…。お湯割りなら風味や香りが出て良い場合も多々ありますが。